8月11日の誕生石と誕生日石
8月11日の誕生石(誕生日石)は「イエロー・サファイア」
「イエロー・サファイア」の特徴
サファイア=青い宝石というイメージがありますが、コランダム(綱玉)という鉱物のうち、赤いものを「ルビー」と呼び、それ以外のものを「サファイア」と呼びます。したがって、青意外にも、無色、紫、黄緑、黄色、ピンク等、様々なカラーのサファイアが存在します。このうち、黄色のものを、「イエロー・サファイア」と呼びます。一般的には「サファイア」は青色のものを意味し、他の色は「イエロー・サファイア」や「ピンク・サファイア」というように、色を頭につけて呼ぶことが多いです。
鉱物的にはルビーもサファイアも同じ石で、クロム・鉄・チタン等の不純物の混ざり具合によって、発色が変わります。ピンクとオレンジの中間色のような「パパラチア・サファイア」と呼ばれるものは特に貴重で、幻の宝石といわれています。
産地は、ミャンマー、タイ、インド、オーストラリア、スリランカ、カンボジア、アメリカ、タンザニア、中国、ナイジェリア等です。ルビーと同じく、硬い石としても有名です。
石言葉
慈愛・誠実・徳望「イエロー・サファイア」の効果
自身が秘めている勇気を呼び起こしてくれると共に、他人との調和を促してくれる誕生石といわれています。また、友人や恋人との絆を深め、愛情を育むことを促しながら、知性や冷静な判断をする力を与えてくれます。
8月の誕生石は「ペリドット」
「ペリドット」の特徴
透明度の高いオリーブ・グリーンが特徴的な宝石です。オリビンという鉱物のうち、宝飾品に向いていると認められたものを「ペリドット」と呼びます。独特の表面のなめらかさは、他の石には見られない特徴の一つです。傷が少なく、鮮やかなグリーンを発色しているものが良質なペリドットとされています。
暗闇でも輝く性質を持っていることから、古代エジプトでは、「太陽の石」等と呼ばれ、大切に扱われてきました。また、グリーンの輝きが「エメラルド」に似ていることから、「イブニング・エメラルド」と呼ばれてきたという歴史があります。
さらに、ネイティブアメリカンたちは、魔除けとしてペリドットを用いていたとも伝えられています。
石言葉
希望・友愛・夫婦の輪「ペリドット」の効果
邪念や希望を自制し、あらゆる物事の本質的部分を的確に捉える力を与えてくれる誕生石といわれています。また、ポジティブな気持ちや思考をもたらすことで、希望や勇気を与えてくれます。