8月15日の誕生石と誕生日石
8月15日の誕生石(誕生日石)は「ブラックオニキス」
「ブラックオニキス」の特徴
ギリシャ語で「爪」「縞目」を意味する「onyx」が名前の由来であるといわれています。「縞目」という言葉にもあるように、本来は、アゲートのうち直線的な縞模様のある石を「オニキス」といいます。
もっとも、時代の流れと共に、次第に意味が変化していき、現在では、黒色のカルセドニーを意味する場合がほとんどです。 一般的に、「ブラック・オニキス」として売られている石も、黒色のカルセドニーを指しています。
黒色の物は、色ムラが無く、くもりのないものが良質とされています。主な産地は、インド、ブラジル、中国等です。
古代インドやペルシャ等では、「魔除けの石」として扱われてきました。他方で、ヨーロッパにおいては、悪魔が閉じ込められた石と考えられ、「悪魔の石」として扱われてきたという歴史もあります。
もっとも、現在では、ヨーロッパにおいても「魔除けの石」として扱われるのが一般的なようです。
石言葉
成功「ブラックオニキス」の効果
「魔除けの石」といわれてきた歴史からも分かる通り、パワーストーンとしても有名な石です。邪気を払う効果や、誘惑から逃れる効果があるといわれています。また、自分の中に潜んでいる知性や運動能力を引き出すパワーもあるとされています。
8月の誕生石は「ペリドット」
「ペリドット」の特徴
透明度の高いオリーブ・グリーンが特徴的な宝石です。オリビンという鉱物のうち、宝飾品に向いていると認められたものを「ペリドット」と呼びます。独特の表面のなめらかさは、他の石には見られない特徴の一つです。傷が少なく、鮮やかなグリーンを発色しているものが良質なペリドットとされています。
暗闇でも輝く性質を持っていることから、古代エジプトでは、「太陽の石」等と呼ばれ、大切に扱われてきました。また、グリーンの輝きが「エメラルド」に似ていることから、「イブニング・エメラルド」と呼ばれてきたという歴史があります。
さらに、ネイティブアメリカンたちは、魔除けとしてペリドットを用いていたとも伝えられています。
石言葉
希望・友愛・夫婦の輪「ペリドット」の効果
邪念や希望を自制し、あらゆる物事の本質的部分を的確に捉える力を与えてくれる誕生石といわれています。また、ポジティブな気持ちや思考をもたらすことで、希望や勇気を与えてくれます。