12月7日の誕生石と誕生日石
12月7日の誕生石(誕生日石)は「ルビー」
特徴
コランダム(綱玉)という鉱物のうち、赤いものを「ルビー」と呼び、それ以外のものを「サファイア」と呼びます。一概に赤といっても、ピンクに近いものから、やや青みがかったものまで、一定の幅があります。また、色の濃淡にも一つ一つ差があります。透明度の高いものが良質なルビーとされます。また、光に当てたときに、輝きが星状に伸びる「スター効果」が見られるルビーは、「スター・ルビー」と呼ばれ、とても貴重な石として扱われます。
ルビーは、ミャンマー、タイ、スリランカ、タンザニア、ケニア、パキスタン、ベトナム等で産出されます。ダイヤモンドに次いで硬い石という特徴もあります。
石言葉
情熱・勇気・自由・威厳「ルビー」の効果
邪気・邪念を消し去り、集中力を高めて、物事をより良い方向へと導く誕生石といわれています。また、真っ赤な色から想像がつくように、情熱や積極性に強く作用しながら、物事を成功へと導きます。
12月の誕生石①「ターコイズ」
「ターコイズ」の特徴
12月の誕生石(月ごとに決められている誕生石)の一つ目は、ターコイズです。ターコイズ・ブルーと呼ばれる、鮮やかな青色、あるいはやや緑掛かった青色が特徴的な誕生石です。 産地や状態等により、青から緑まで色味に幅があります。青いものは銅が多く、緑のものは鉄が多いという差があります。
元々は非常に繊細で色あせやすい石ですが、現在は特殊な加工等を行なうことによって色あせしにくくしているものが多いようです。
インディアンジュエリーに頻繁に使われている石でもあり、カジュアルなシーンでも合わせやすい石といえます。
主な産地は、イラン・アメリカ・エジプト・中国・メキシコ・ブラジル・オーストラリアです。特に、イラン産の青みの強いターコイズが良質なものとされています。
なお、「トルコ石」と呼ばれることもありますが、トルコで採取されるわけではありません。「トルコ石」という名前は、イラン産のターコイズがトルコを経由してヨーロッパに運ばれたこと由来すると考えられています。
石言葉
成功と繁栄・健やかな体「ターコイズ」の効果
元々は「魔除け」として使われてきた石です。したがって、邪悪なものや危険から自身を守るという効果があるといわれています。また、ストレスを解消し、神経の疲れを癒したり、行動力を高める効果があるともいわれています。
12月の誕生石②「ラピスラズリ」
「ラピスラズリ」の特徴
12月の誕生石(月ごとに決められている誕生石)の二つ目は、ラピスラズリです。ラピスラズリは、鮮やかな青色の石で、多くのラピスラズリには黄鉄鉱を含んでいることから金色の小さな斑点が見られます。まるで宇宙を感じさせるような色合いです。
ラテン語で「石」を意味する「ラピス(lapis)」と、アラビア語で「青」を意味する「アズル(azul)」が組み合わさって、「ラピスラズリ」となったといわれています。
また、ラピスラズリは、世界で最も古い宝石ともいわれており、ヨーロッパでは中世までこの石が「サファイア」と呼ばれていたとされています。
昔は、装飾品としてだけでなく、絵を描く際の顔料(絵の具)としても利用されていました。現代のように色鮮やかな絵の具がなかった時代においては、ラピスラズリが最も鮮やかなブルーを出せる顔料として重宝されていました。
石言葉
成功の保証「ラピスラズリ」の効果
自身に降り掛かる邪念・嫉妬・不安等の負の要素を払いのけ、人間関係の調和を図る効果があるといわれています。また、石言葉の「成功の保証」にもあるように、知恵・洞察力・決断力を高め、大きな成功をもたらすとされています。