2月15日の誕生石と誕生日石
2月15日の誕生石(誕生日石)は「ピンクジルコン」
「ピンクジルコン」の特徴
ジルコンは、高価なダイヤモンドの代用品として使用されてきた石としても有名です。カラーは、無色のものから、赤・青・黄・オレンジまで、バリエーション豊富です。純度の高いものが透明で、不純物の種類や量によって様々なカラーが存在しています。名前の通り、ピンク色のものを「ピンク・ジルコン」といいます。
先に述べた通り、無色のものはダイヤモンドの代用品として使用されることがあります。しかし、ジルコンは高い屈折率をもち、下に透けるものが二重に見えることから、簡単にダイヤモンドと見分けることができます。
なお、人工ダイヤモンドである「ジルコニア」と、天然石である「ジルコン」は別物なので注意しましょう。
主な産地は、オーストラリア、ミャンマー、タイ、インド、スリランカ、ベトナム、ブラジル等です。一般的には、インドやスリランカで採掘されたものが良質であるといわれています。
石言葉
やすらかな時間「ピンクジルコン」の効果
ジルコンは、身につけることで知恵、名誉、富をもたらし、その光沢がなくなると持ち主に危険が迫ると信じられてきました。このように、知恵や成功をもたらす効果があるといわれています。また、悲しみを取払ってやすらかな心を取り戻してくれる効果、いわれのない嫌疑を晴らす効果、潜在的な美しさや優しさを引き出してくれる効果等があるとされています。
2月の誕生石は「アメシスト」
「アメシスト」の特徴
紫色で、透明度の高い誕生石です。日本では、「紫水晶」と呼ばれており、水晶の中でも最も高価な宝石です。透明に近い薄紫色から、黒に近いような濃い紫まで、色味に幅があります。透明度と濃さを持ち合わせているものが、高品質のアメシストとされています。
「アメシスト」の名前の由来は、「酒に酔わない」という意味の「amethistos」というギリシャ語だといわれています。この石を身につけていれば、どんなにお酒を飲んでも酔わないと信じられていました。当時は、葡萄酒(ワイン)が主流だったと考えられるので、アメシストの紫色と関係があるのかもしれません。
また、ヨーロッパでは、紫色は宗教的あるいは権威的な色とされてきました。そのことから、アメシストは、ユダヤ教では「聖なる石」、キリスト教では「司教(カトリック教会の聖職位)の石」と呼ばれ、神聖な扱いを受けてきました。
石言葉
高貴、真実、誠実、心の平和「アメシスト」の効果
精神を浄化し、心の平和・平穏をもたらすとされています。また、インスピレーションや直感力を高め、自身の才能を最大限発揮することを促すともいわれています。癒しと浄化をもたらすパワーストーンとしても知られており、精神を安定させることができます。