2月16日の誕生石と誕生日石
2月16日の誕生石(誕生日石)は「オレンジトルマリン」
「オレンジトルマリン」の特徴
トルマリンは、熱や圧力を加えると電気が発生するという特殊な性質があるため、別名「電気石」と呼ばれることもあります。 もっとも、通常発生する電気の量はごく僅かであって、外見上特別な変化が生じるようなことはまずありませんのでご安心ください。トルマリンは、カラーが豊富であるという特徴もあります。中でも、オレンジ色の「オレンジ・トルマリン」は、上品で透明感のある輝きが魅力的です。
トルマリンは、透明度が高いものが特に良質とされます。時折、宝石内部にヒビのようなものが見られますが、これはトルマリン特有のものであり、状態が悪いわけではありません。むしろ天然物の証と捉えることができます。
産地は、ブラジル、アメリカ、タンザニア、ジンバブエ、ケニア、マダガスカル等です。
石言葉
歓喜・忍耐・幸福「オレンジトルマリン」の効果
トルマリンは、心身を強くしてくれると共に、感受性や集中力を高めてくれます。また、弱ってしまった心を癒し、強化してくれる誕生石としても知られています。オレンジ色のトルマリンは、精神面のみならず、肉体的な活力も引き出してくれると言われています。
2月の誕生石は「アメシスト」
「アメシスト」の特徴
紫色で、透明度の高い誕生石です。日本では、「紫水晶」と呼ばれており、水晶の中でも最も高価な宝石です。透明に近い薄紫色から、黒に近いような濃い紫まで、色味に幅があります。透明度と濃さを持ち合わせているものが、高品質のアメシストとされています。
「アメシスト」の名前の由来は、「酒に酔わない」という意味の「amethistos」というギリシャ語だといわれています。この石を身につけていれば、どんなにお酒を飲んでも酔わないと信じられていました。当時は、葡萄酒(ワイン)が主流だったと考えられるので、アメシストの紫色と関係があるのかもしれません。
また、ヨーロッパでは、紫色は宗教的あるいは権威的な色とされてきました。そのことから、アメシストは、ユダヤ教では「聖なる石」、キリスト教では「司教(カトリック教会の聖職位)の石」と呼ばれ、神聖な扱いを受けてきました。
石言葉
高貴、真実、誠実、心の平和「アメシスト」の効果
精神を浄化し、心の平和・平穏をもたらすとされています。また、インスピレーションや直感力を高め、自身の才能を最大限発揮することを促すともいわれています。癒しと浄化をもたらすパワーストーンとしても知られており、精神を安定させることができます。