2月3日の誕生石と誕生日石
2月3日の誕生石(誕生日石)は「ガーネット」
「ガーネット」の特徴
「ガーネット」とは、似たような構造を持つ14種類の鉱物を総称する、いわば”グループ名”のようなものです。したがって、その成分の比率等によって、様々な色のガーネットが存在します。一般的には、暗い赤色、褐色や黒色を帯びた赤色、紫色のものが主流です。
「デマントイド・ガーネット」と呼ばれる緑色のガーネットは、高い屈折率をもっており、ダイヤモンドのような輝きをみせるため、最も高級なガーネットとされています。
ガーネットは、日本では、果物の「ざくろ」に似ていることから「ざくろ石」と呼ばれることもあります。
インド・ブラジル・スリランカ・アフガニスタン・タンザニア・マダガスカル・アメリカ・カナダ・オーストラリア・ハンガリー・日本等から産出される石です。
ガーネットは、「信頼と愛情の石」とも言われています。古くから、友人や恋人が再会のためのお守りとして、ガーネットをプレゼントしたり交換したりして、大切に持たれていたとされています。
石言葉
秘めた情熱、貞操、友情、真実、忠実、勝利、優雅、権力、真実の愛「ガーネット」の効果
ネガティブな感情や思考を消滅させ、自信や安心感等、前向きな気持ちを与える効果があるといわれています。古い時代には魔除けのためにも使われました。また、健康や安全、愛情や忠実性を守り、繋がりを強める効果もあるといわれていることから、旅行や遠距離恋愛のお守りとしてもパワーを発揮します。
2月の誕生石は「アメシスト」
「アメシスト」の特徴
紫色で、透明度の高い誕生石です。日本では、「紫水晶」と呼ばれており、水晶の中でも最も高価な宝石です。透明に近い薄紫色から、黒に近いような濃い紫まで、色味に幅があります。透明度と濃さを持ち合わせているものが、高品質のアメシストとされています。
「アメシスト」の名前の由来は、「酒に酔わない」という意味の「amethistos」というギリシャ語だといわれています。この石を身につけていれば、どんなにお酒を飲んでも酔わないと信じられていました。当時は、葡萄酒(ワイン)が主流だったと考えられるので、アメシストの紫色と関係があるのかもしれません。
また、ヨーロッパでは、紫色は宗教的あるいは権威的な色とされてきました。そのことから、アメシストは、ユダヤ教では「聖なる石」、キリスト教では「司教(カトリック教会の聖職位)の石」と呼ばれ、神聖な扱いを受けてきました。
石言葉
高貴、真実、誠実、心の平和「アメシスト」の効果
精神を浄化し、心の平和・平穏をもたらすとされています。また、インスピレーションや直感力を高め、自身の才能を最大限発揮することを促すともいわれています。癒しと浄化をもたらすパワーストーンとしても知られており、精神を安定させることができます。