6月1日の誕生石と誕生日石

6月1日の誕生石(誕生日石)は「サファイア」

サファイア

特徴

サファイア=青い宝石というイメージがありますが、コランダム(綱玉)という鉱物のうち、赤いものを「ルビー」と呼び、それ以外のものを「サファイア」と呼びます。したがって、青意外にも、無色、紫、黄緑、黄色、ピンク等、様々なカラーのサファイアが存在します。

もっとも、一般的には「サファイア」は青色のものを意味し、他の色は「イエロー・サファイア」や「ピンク・サファイア」というように、色を頭につけて呼ぶことが多いです。

鉱物的にはルビーもサファイアも同じ石で、クロム・鉄・チタン等の不純物の混ざり具合によって、発色が変わります。ピンクとオレンジの中間色のような「パパラチア・サファイア」と呼ばれるものは特に貴重で、幻の宝石といわれています。

産地は、ミャンマー、タイ、インド、オーストラリア、スリランカ、カンボジア、アメリカ、タンザニア、中国、ナイジェリア等です。ルビーと同じく、硬い石としても有名です。

石言葉

慈愛・誠実・徳望

「サファイア」の効果

自身が秘めている勇気を呼び起こしてくれると共に、他人との調和を促してくれる誕生石といわれています。

また、友人や恋人との絆を深め、愛情を育むことを促しながら、知性や冷静な判断をする力を与えてくれます。


6月の誕生石①「ムーンストーン」

ムーンストーン

特徴

表面を研磨していくと、まるで月のような白くやさしい光が放たれることから、「ムーンストーン」と名付けられました。

地球上の岩石の約6割を占めるといわれているフェルドスバー(長石)の一種です。フェルドスバーには、ラブラドライト、サンストーン、アマゾナイト等の有名な石があります。

シーン(乳白色の光の帯)が明確で、石の角度を変えてみることで、シーンがスムーズに移動するものが良質なムーンストーンであるとされています。

月の光が、暗い夜道を照らして旅人を補助することから、「旅の石」とも呼ばれ、古くから、旅や航海のお守りとして用いられてきました。また、古代インドでも「聖なる石」と呼ばれ、農業に従事する者たちは、豊作を祈ってこの石を身につけていたと伝えられています。

インド、スリランカ、マダガスカル、ミャンマー、タンザニア、アメリカ等で産出されます。

石言葉

愛・希望・幸福・恋の予感

「ムーンストーン」の効果

石の名前の通り、純真無垢を象徴する「月の神秘」が宿る石といわれています。

女性に関して言えば、女性らしさを最大限に引き出して、愛情や絆、感受性、直感力といった感性を高めるパワーを持つ石とされています。


6月の誕生石②「パール」

パール

特徴

パール(真珠)は、貝の体内に入った異物が吐き出されること無く貝の内部に残留し、貝が分泌した真珠層によって作られるものです。

形は丸いものや楕円のもの、いびつな形をしているもの等、様々なものがあります。また、サイズも小粒のものから大粒のものまであり、その価値にも幅があります。

現在では、貝の内部に核となるものを人工的に入れ込んで、それを成長させるという方法によって、養殖のパールが産出されています。

特に女性の象徴として愛されてきたものであることから、現在でも女性のアクセサリーの素材として人気が高いです。天然物の他、樹脂で作られたパールもあります。

日本、中国、ミャンマー、オーストラリア、インドネシア、タヒチ等で産出されます。カラーは、白の他、黄味掛かったものや、ピンク、褐色、黒等があります。

石言葉

長寿、健康、富

「パール」の効果

自分の中にある潜在的な魅力やエネルギーを引き出してくれます。特に、女性について言えば、女性的な魅力を引き出してるとされています。

また、芸術的な才能を開花させてくれるともいわれています。


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