3月31日の誕生石と誕生日石

3月31日の誕生石(誕生日石)は「ブルーフローライト」

ブルーフローライト

「ブルーフローライト」の特徴

フローライトは、透明やピンク、水色、青、紫色等、カラーバリエーションが多いことでも有名な石です。一つの石に二色のカラーが混在しているものも存在します。「ブルーフローライト」は、名前の通り、青色のフローライトのことです。

フローライトには、紫外線を当てることで発光するという特徴があります。このことから、日本では、「蛍石」と呼ばれることもあります。

また、石の中でも硬度が低く、傷つきやすくてもろいという性質も持っています。管理する際には、強い衝撃を加えないように注意が必要です。 市販の商品の中には、耐久性を上げるためにコーティングやカバー等がされていることもあります。

さらに、加熱すると溶けるという性質もあります。そのような性質から、ラテン語で「流れる」を意味する「fluere」という言葉が、「フローライト」の語源であると考えられています。

フローライトは、古代ローマ時代から人々の生活の中で利用されてきました。特に、フローライトで作ったカップでお酒を飲むと酔わないという迷信が広まったことから、フローライト製のカップが大流行したとも伝えられています。

主な産地は、アメリカ、イギリス、イタリア、カナダ、ドイツ、チェコ、スイス、ポーランド等です。

石言葉

希望

「ブルーフローライト」の効果

フローライトは、精神と肉体の浄化し、健康運を高める効果があるといわれています。さらに、集中力、思考力、活力を高めて、希望をもたらすともいわれています。


3月の誕生石①「アクアマリン」

アクアマリン

「アクアマリン」の特徴

やさしく淡い水色が特徴的な誕生石。アクアマリンの色は、鉄元素によるもので、見る角度によって無色にも水色にも見えるという二色性があります。

もっとも、ほとんどの原石は緑色に近い水色をしており、より美しい水色にするために熱処理が行われています。

ブラジル、マダガスカル、インド、ロシア、スリランカ、ナイジェリア等で産出され、水色の色が濃いものが良質なアクアマリンとされています。

「アクアマリン」は、ラテン語で「海の水」を意味します。古くから、ローマの船乗りたちは、この石をお守りとして持っていたとされています。

さらに、海の水は生命の根源であることから、「永遠の若さを象徴する石」「子宝に恵まれる石」「縁結びの石」として扱われてきたという歴史もあり、女性にぴったりの誕生石といえます。

石言葉

聡明・勇気・知恵・幸福

「アクアマリン」の効果

「永遠の若さを象徴する石」「子宝に恵まれる石」「縁結びの石」として扱われてきたという歴史からもわかる通り、永遠の若さをもたらし、幸せな恋愛や結婚に導く効果があるとされています。

また、穏やかの海のように、平和と安定をもたらす石ともいわれています。


3月の誕生石②「ブラッドストーン」

ブラッドストーン

「ブラッドストーン」の特徴

「ブラッドストーン」は、濃い緑色がベースの石で、赤い斑点があるのが特徴です。この赤い斑点が、血液のように見えることから、「血の石」を意味する「ブラッドストーン」という名前がつきました。

現在では、様々なカラーの組み合わせの石が「ブラッドストーン」という名前で売られています。しかし、本来は、緑色のベースに赤い斑点の組み合わせのもののみを「ブラッドストーン」と呼びます。

インド、オーストラリア、ブラジル、中国、アメリカ等で産出されます、特に、インド産のものが良質であるといわれています。

赤い斑点が血に見えることに由来して、ヨーロッパでは、ブラッドストーンを「自己献身の象徴」として扱ってきました。また、ギリシャ神話では、この石で自分の身体をこすると姿を消すことができるとされていました。 このことから、戦場に向かう兵士たちは、敵の攻撃を受けないためのお守りとして「ブラッドストーン」を身につけていたという説もあります。

石言葉

勇気・救済・救いの力・献身・勇敢

「ブラッドストーン」の効果

「献身」の象徴ともいえる誕生石であり、寛大な優しさや大きな愛をもって他者と関われるようになるといわれています。持ち主の包容力や優しさを引き出してくれることでしょう。

また、自身に訪れる困難に立ち向かい、それを乗り越えていくパワーや気力を与えてくれるともいわれていますので、何か乗り越えなければならない困難に直面している時や、目の前の目標を達成したいときに身につけると良いでしょう。

さらに、「ブラッド(血)」に由来して、血液の循環を良くし、心臓を強くするはたらきがあるとされています。


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