5月2日の誕生石と誕生日石

5月2日の誕生石(誕生日石)は「イエローベリル」

イエローベリル

「イエローベリル」の特徴

鉱物「ベリル」は、ベリリウムとアルミニウムを含む珪酸塩鉱物です。1798年にフランスの科学者であった、ルイ・ニクラス・ボークランがある石の中からベリリウム元素を発見したことがきっかけで、その名がつけられたといわれています。

ベリルには多くの色があり、その色によってその名前が異なります。淡い黄色のイエローベリルの他に有名なものには、緑色のエメラルドや水色のアクアマリン、他にも赤色のレッドベリルやピンク色のモルガナイトなどがあります。

主な産地は、ロシア、マダガスカル、ナイジェリア、ナミビア、ウクライナ、ブラジル、アメリカ等。

石言葉

活力をもたらす

「イエローベリル」の効果

イエローベリルは、身につける人の人間性を育み、金運アップの効果を高めるといわれている石です。また、身につけることによって、心身ともに活力を高めて新たなエネルギーを取り入れることか期待できるとされています。


5月の誕生石①「エメラルド」

エメラルド

「エメラルド」の特徴

透明度が高く、鮮やかな緑色が特徴のエメラルド。ベリル(緑柱石)の一種で、アクアマリンと同じ鉱物です。

通常、エメラルドは、結晶化する際に内包物や亀裂が入るため、衝撃等に弱く、傷が多い宝石としても有名です。したがって、超音波洗浄も避けなければならない点に注意が必要です。

現在では、ひび割れや傷を埋めたり、発色を良くする目的で、ほとんど全てのエメラルドに樹脂につけ込む等の特殊な加工がなされています。

逆に言えば、多少の傷や内包物が「天然物」であることの証ともいえます。もっとも、あえて天然物に見えるように傷や内包物を入れた人工物も存在しますので、頭の片隅に入れておきましょう。

エメラルドの歴史は古く、紀元前4000年頃には、バビロニアの首都バビロン(現在のイラク周辺)で取引されていたことがわかっています。また、エジプトでは、紀元前2000年にはすでに採掘が始まっていたと考えられています。 古代エジプトの女王クレオパトラは、エメラルドを愛し、ついには自己の名前をつけた鉱山を所有し、採掘させたエメラルドを粉末にして化粧品として用いたとまでいわれています。また、ローマ帝国の暴君として知られているネロもエメラルドを愛し、エメラルドで作成したメガネをつけていたといわれています。このように、古い時代から人々を魅了してきた宝石なのです。

石言葉

幸運・清廉・不老長寿

「エメラルド」の効果

精神的な疲れを癒すと共に、愛と安定感を与える誕生石です。

心身の疲れを和らげて、心と体の調和をもたらしてくれるパワーストーンとしても有名です。 また、未来を見通す力を与えるともいわれています。

5月の誕生石②「ヒスイ」

ヒスイ

「ヒスイ」の特徴

やわらかい緑色が美しい石で、主にアジアで愛されてきました。ジェダイトとも呼ばれます。

高度は水晶よりもやや低く、傷はつきやすいですが、靭性(割れにくさ)の面ではダイヤモンドよりも強いのが特徴です。宝石の中で最も割れにくい石でもあります。

カラーは、緑の他、白、赤、青、機、オレンジ等、バリエーションに富んでいます。

中国では、ヒスイは王が持つべき石とされており、神や皇帝等、その時代の権力者たちの象徴とされてきました。歴代の皇帝たちに愛され、ダイヤモンドよりも高価で貴重な石として扱われてきたという歴史もあります。 また、一般的には、不幸や災いを避けるための「お守り」として用いられてきました。

ミャンマー、ロシア、アメリカ、ニュージーランド、日本等で産出されます。

石言葉

安定・知恵・長寿・幸福・健康と繁栄

「ヒスイ」の効果

安定や幸福に繋がる「お守り」的な効果が期待できる誕生石です。信頼できる良い仲間との出会いを導いてくれるといわれています。

また、物事を良い方向へ導いてくれるともいわれています。そのような効果が期待されることから、新たに事業を始める方・ビジネスを行っている方に特に人気があります。


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