11月2日の誕生石と誕生日石

11月2日の誕生石(誕生日石)は「ブラックオニキス」

ブラックオニキス

「ブラックオニキス」の特徴

ギリシャ語で「爪」「縞目」を意味する「onyx」が名前の由来であるといわれています。
「縞目」という言葉にもあるように、本来は、アゲートのうち直線的な縞模様のある石を「オニキス」といいます。

もっとも、時代の流れと共に、次第に意味が変化していき、現在では、黒色のカルセドニーを意味する場合がほとんどです。 一般的に、「ブラック・オニキス」として売られている石も、黒色のカルセドニーを指しています。

黒色の物は、色ムラが無く、くもりのないものが良質とされています。主な産地は、インド、ブラジル、中国等です。

古代インドやペルシャ等では、「魔除けの石」として扱われてきました。他方で、ヨーロッパにおいては、悪魔が閉じ込められた石と考えられ、「悪魔の石」として扱われてきたという歴史もあります。

もっとも、現在では、ヨーロッパにおいても「魔除けの石」として扱われるのが一般的なようです。

石言葉

成功

「ブラックオニキス」の効果

「魔除けの石」といわれてきた歴史からも分かる通り、パワーストーンとしても有名な石です。邪気を払う効果や、誘惑から逃れる効果があるといわれています。

また、自分の中に潜んでいる知性や運動能力を引き出すパワーもあるとされています。


11月の誕生石①「トパーズ」

トパーズ

「トパーズ」の特徴

トパーズについて検索すると、黄色い石と青い石が出てくると思います。トパーズは、日本では「黄玉」と呼ばれており、文字通り黄色い石が存在します。 しかし、実際には様々なカラーのトパーズが存在しており、最近ではブルーのトパーズの人気が高まっています。

また、ピンク色のトパーズは希少価値が高く、なかなか手に入れることができません。巷で売られているピンク色のトパーズは、天然物の発色ではなく、黄色のトパーズを熱処理してピンク色に変化させたものがほとんどのようです。

トパーズには、有名な逸話があります。それは、紀元前、紅海(アラビア半島とアフリカ大陸の間に位置する細長い海)に浮かぶトパジオス島という島でトパーズの採掘が行われており、それに由来して「トパーズ」という名前がつけられたという逸話です。しかし、トパジオス島にトパーズは存在しておらず、実際に採掘されていたのは今でいう「ペリドット」であったと考えられています。昔は、ペリドットとトパーズが混同されていたようです。

石言葉

誠実・希望・友情

「トパーズ」の効果

自己表現を豊かにし、夢や目標の達成に大きな効果があるとされています。

また、運命的な人や物との出会いを実現する等、感動的でドラマチックな人生を送るサポートをしてくれる誕生石ともいわれています。

さらに、創造性や感受性を高める効果の他、胃腸を丈夫にして食欲を増進させるという、少々珍しい効果が謳われることもあるようです。


11月の誕生石②「シトリン」

シトリン

「シトリン」の特徴

透明感のある黄色の発色が美しい「シトリン」。「シトリン」とは、フランス語で「レモン」の意味です。レモンのように黄色いことからその名が付けられました。

天然物のシトリンは希少価値が高く、ほとんど見られません。一般的に売られている「シトリン」は、ほとんどが「アメシスト」や「スモーキー・クォーツ」を熱処理によって変色させ、黄色くしたものだと考えられます。

そのため、強い光にあて続けたり、過度な熱を加えると、色あせてしまうことがあります。

黒ずみが無く、透明感の高いものが良質なシトリンとされています。産地は、ブラジル・スペイン・アメリカ・ベトナム・フランス・ロシア・スコットランド等です。

石言葉

友愛・希望

「シトリン」の効果

太陽の光のような鮮やかな発色は、自身と希望を与え、意欲や積極性を高めてくれるといわれています。

また、「幸福の石」と呼ばれ、商売の繁栄により富をもたらすパワーがあるとされています。したがって、金運を高めたい方、ビジネスを成功させたい方に人気の誕生石となっています。


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