10月3日の誕生石と誕生日石

10月3日の誕生石(誕生日石)は「ダイヤモンド」

ダイヤモンド

「ダイヤモンド」の特徴

皆さんご存知の通り、地球上で最も硬い鉱物といわれています。ダイヤモンドの語源である「adamas」というギリシャ語が、「決して屈しない」という意味であることからも、その硬さが大きな特徴であることが伺えます。もっとも、靭性(材料の強さ・割れにくさ)は、水晶と同程度であることに注意が必要です。一定方向に強い力が加わると割れてしまうこともあります。

また、高級ジュエリー等にも使用されるように、非常に高価な宝石であることでも有名です。

ダイヤモンドは、古くから富の象徴として扱われてきましたが、研磨技術が今よりも劣っていた時代には、今程の輝きは放たれませんでした。 17世紀に入り、ブリリアントカット(多くの面がある形)の原型が発明されたことにより、ようやくダイヤモンドが潜在的に持っていた美しい輝きを実現できたといわれています。

ボツワナ、オーストラリア、コンゴ、ロシア、南アフリカ共和国、ガーナ等で産出されます。青やピンク、黄色等、カラーが入ったものも存在します。

ちなみに、低価格で販売されているcz(キュービックジルコニア)は、人工ダイヤモンドであり、天然のダイヤモンドではありません。 もっとも、技術が進歩している現代においては、czであっても天然のダイヤモンドと見分けがつかない程の輝きを放つものもあります。

石言葉

純潔・清浄無垢・純愛・永遠の絆

「ダイヤモンド」の効果

心正しき人のみに与えられた、永遠の絆を約束する最高の輝き。希望や願いを実現させる作用があります。

結婚指輪等にも頻繁に使用されるように、愛情や絆を深める作用があるとされています。縁を固く結ぶ効果があるとされているので、一生を共にしたい人とペアで持つと良いでしょう。

また、自身の潜在能力や才能を十分に引き出すパワーもあるといわれています。


10月の誕生石①「トルマリン」

トルマリン

「トルマリン」の特徴

トルマリンは、熱や圧力を加えると電気が発生するという特殊な性質があるため、別名「電気石」と呼ばれることもあります。 もっとも、通常発生する電気の量はごく僅かであって、外見上特別な変化が生じるようなことはまずありませんのでご安心ください。

カラーが豊富であるという特徴もあります。中でも、ピンク色の「ピンク・トルマリン」は、やさしさのある色合いで、女性からの人気も高いです。

透明度が高いものが特に良質とされます。宝石内部にヒビのようなものが見られますが、これはトルマリン特有のものであり、状態が悪いわけではありません。むしろ天然物の証と捉えることができます。

産地は、ブラジル、アメリカ、タンザニア、ジンバブエ、ケニア、マダガスカル等です。

石言葉

歓喜・忍耐・幸福

「トルマリン」の効果

心身を強くしてくれると共に、感受性や集中力を高めてくれます。また、弱ってしまった心を癒し、強化してくれる誕生石としても知られています。

ピンクトルマリンは、恋愛成就のお守りとしてもパワーを発揮します。

赤のトルマリンは、集中力を高めて、個性を伸ばすパワーがあるとされています。

また、青は心を豊かにして愛情を育む力、緑は疲れを癒し積極性を高めて運気を高める力があると言われています。


10月の誕生石②「オパール」

オパール

「オパール」の特徴

ホワイトがベースでありながら、光に当てると虹色に輝く「遊色効果」が見られるのが特徴です。

オパールは、火山の溶岩の中にできる「マウンテン・オパール」と、砂岩中にできる「サンドストーン・オパール」の2つに分けることができます。

また、上述した「遊色効果」が顕著に見られるものを「プレシャス・オパール」、不透明で「遊色効果」をほとんど示さないものを「コモン・オパール」と呼びます。

透明度が高く、発色が鮮やかなオパールが良質とされています。

産地は、アメリカ・メキシコ・ブラジル・ホンジュラス・オーストラリア・インドネシア・チェコ・タンザニア・ペルー等です。

石自体に僅かな水分を含んでいるため、極度の熱や乾燥によってひび割れを起こすことがあります。

石言葉

苦しみの克服・幸福

「オパール」の効果

美しいホワイトから放たれる虹色の輝きのように、自身の内面から美と才能を引き出すパワーがあるといわれています。

このように、潜在的な能力を引き出す力があるので、アーティスト活動やものづくりのようなクリエイティブな活動をする際に、良いインスピレーションを得るために持つと良いでしょう。


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