4月21日の誕生石と誕生日石
4月21日の誕生石(誕生日石)は「アンダリューサイト」
特徴
アンダリューサイトは、花崗岩(かこうがん)やペグマタイト、多くの変成岩中に生成するアルミニウムの珪酸塩鉱物です。斜方晶系の長柱状の結晶体で産出し、稀に塊状のものもみられます。 柱状のものは、その両端が方向によって薔薇色や黄色に変化する多色性がみられます。色は、無色、白色、黄色、灰色、紅色、帯褐赤色のものなどがあり、炭素のインクルージョンを含んだ黒色不透明柱状の結晶で、柱状の断面に十字架のような模様ができるものは「キャストライト(空晶医師)」と呼ばれています。
名前は、産地スペインのアンダルシヤにちなみ命名されました。宝石の方向により異なった3色(主に灰色を帯びた緑色と、褐色を帯びた黄色と、暗赤色)が微妙に目に輝く石です。
主な産地はスペイン・ブラジル・スリランカ・オーストラリア・中国等。
石言葉
気品・品格「アンダリューサイト」の効果
希望や成長、一族の繁栄を象徴する鉱物とされています。強力な保護作用を持つと言われ、古代では呪いや悪意の撃退に使用されていたことも。一方で創造的な面をもつ石でもあり、新たな出会いをサポートし、集中力や洞察力を高め、ストレスを解消し、自然の恵みを感じられるように導くと言われています。
4月の誕生石①「ダイヤモンド」
特徴
皆さんご存知の通り、地球上で最も硬い鉱物といわれています。ダイヤモンドの語源である「adamas」というギリシャ語が、「決して屈しない」という意味であることからも、その硬さが大きな特徴であることが伺えます。もっとも、靭性(材料の強さ・割れにくさ)は、水晶と同程度であることに注意が必要です。一定方向に強い力が加わると割れてしまうこともあります。また、高級ジュエリー等にも使用されるように、非常に高価な宝石であることでも有名です。
ダイヤモンドは、古くから富の象徴として扱われてきましたが、研磨技術が今よりも劣っていた時代には、今程の輝きは放たれませんでした。 17世紀に入り、ブリリアントカット(多くの面がある形)の原型が発明されたことにより、ようやくダイヤモンドが潜在的に持っていた美しい輝きを実現できたといわれています。
ボツワナ、オーストラリア、コンゴ、ロシア、南アフリカ共和国、ガーナ等で産出されます。青やピンク、黄色等、カラーが入ったものも存在します。
ちなみに、低価格で販売されているcz(キュービックジルコニア)は、人工ダイヤモンドであり、天然のダイヤモンドではありません。 もっとも、技術が進歩している現代においては、czであっても天然のダイヤモンドと見分けがつかない程の輝きを放つものもあります。
石言葉
純潔・清浄無垢・純愛・永遠の絆「ダイヤモンド」の効果
心正しき人のみに与えられた、永遠の絆を約束する最高の輝き。希望や願いを実現させる作用があります。結婚指輪等にも頻繁に使用されるように、愛情や絆を深める作用があるとされています。
また、自身の潜在能力や才能を十分に引き出すパワーもあるといわれています。
4月の誕生石②「水晶」
特徴
水晶(クリスタル・クォーツ)は、パワーストーンの代表格ともいえる石です。世界中の至る所で採掘されるため、古くから世界各地で神聖な石として扱われてきました。和名が付けられていることからも分かる通り、古くから日本でも馴染みのある石でした。様々な装飾品やビーズ等に加工され、身につけられることも多かった石の一つといえます。
語源は、「透き通る氷」という意味の、「クリスタロス」であるといわれています。その名の通り、見た目は透明で、透き通って見えるのが大きな特徴です。
石言葉
調和・純粋・完璧・浄化・能力「水晶」の効果
精神を安定させ、不安を取り払う効果があると言われています。また、「調和」という石言葉にもあるように、他のパワーストーンとの調和を図り、その効果を安定化させる働きがあります。
このことから、他のワパーストーンと組み合わせてアクセサリー等が作成されることも多い石です。