6月11日の誕生石と誕生日石
6月11日の誕生石(誕生日石)は「アポフィライト」
特徴
アポフィライトという名前は、ギリシャ語で「離れる(apa)」という意味の単語と、「葉(phullon)」を意味する単語を組み合わせて名付けられました。石の表面の輝き方や反射によって、魚の目に見えることから、和名では「魚眼石」と言われています。
鉱物的には、カリウムと水酸基を含んだカルシウムの珪酸塩鉱物です。表面を割ってみると、真珠貝の裏側のような輝きを有していて幻想的なのが特徴的です。
色も多彩で希少価値の高いパステルグリーンや、ピンク、黄色、白色、灰色があり、その中でも華やかな色が人気があります。主な産地は、インド、アメリカ、ミナミアフリカ、ブラジルです。
石言葉
感情と精神に落ち着きをもたらす、勇気を与える「アポフィライト」の効果
精神面・肉体面を共に浄化する作用があるので、疲労したときなどは回復面で大きな力を発揮してくれます。また、新たな境地に進む人に勇気を与える力もあるので、当てはまる人は持っておくと良いでしょう。6月の誕生石①「ムーンストーン」
特徴
表面を研磨していくと、まるで月のような白くやさしい光が放たれることから、「ムーンストーン」と名付けられました。地球上の岩石の約6割を占めるといわれているフェルドスバー(長石)の一種です。フェルドスバーには、ラブラドライト、サンストーン、アマゾナイト等の有名な石があります。
シーン(乳白色の光の帯)が明確で、石の角度を変えてみることで、シーンがスムーズに移動するものが良質なムーンストーンであるとされています。
月の光が、暗い夜道を照らして旅人を補助することから、「旅の石」とも呼ばれ、古くから、旅や航海のお守りとして用いられてきました。また、古代インドでも「聖なる石」と呼ばれ、農業に従事する者たちは、豊作を祈ってこの石を身につけていたと伝えられています。
インド、スリランカ、マダガスカル、ミャンマー、タンザニア、アメリカ等で産出されます。
石言葉
愛・希望・幸福・恋の予感「ムーンストーン」の効果
石の名前の通り、純真無垢を象徴する「月の神秘」が宿る石といわれています。女性に関して言えば、女性らしさを最大限に引き出して、愛情や絆、感受性、直感力といった感性を高めるパワーを持つ石とされています。
6月の誕生石②「パール」
特徴
パール(真珠)は、貝の体内に入った異物が吐き出されること無く貝の内部に残留し、貝が分泌した真珠層によって作られるものです。形は丸いものや楕円のもの、いびつな形をしているもの等、様々なものがあります。また、サイズも小粒のものから大粒のものまであり、その価値にも幅があります。
現在では、貝の内部に核となるものを人工的に入れ込んで、それを成長させるという方法によって、養殖のパールが産出されています。
特に女性の象徴として愛されてきたものであることから、現在でも女性のアクセサリーの素材として人気が高いです。天然物の他、樹脂で作られたパールもあります。
日本、中国、ミャンマー、オーストラリア、インドネシア、タヒチ等で産出されます。カラーは、白の他、黄味掛かったものや、ピンク、褐色、黒等があります。
石言葉
長寿、健康、富「パール」の効果
自分の中にある潜在的な魅力やエネルギーを引き出してくれます。特に、女性について言えば、女性的な魅力を引き出してるとされています。また、芸術的な才能を開花させてくれるともいわれています。