6月16日の誕生石と誕生日石
6月16日の誕生石(誕生日石)は「ブルー・オパール」
「ブルー・オパール」の特徴
通常のオパールは、ホワイトがベースでありながら光に当てると虹色に輝く「遊色効果」が見られるのが特徴です。オパールは、火山の溶岩の中にできる「マウンテン・オパール」と、砂岩中にできる「サンドストーン・オパール」の2つに分けることができます。
また、上述した「遊色効果」が顕著に見られるものを「プレシャス・オパール」、不透明で「遊色効果」をほとんど示さないものを「コモン・オパール」と呼びます。
ブルーオパールは遊色効果のない「コモン・オパール」に分類され、輝きはありません。
オパール一般としては、透明度が高くて発色が鮮やかなものが良質とされています。
産地は、アメリカ・メキシコ・ブラジル・ホンジュラス・オーストラリア・インドネシア・チェコ・タンザニア・ペルー等です。
石自体に僅かな水分を含んでいるため、極度の熱や乾燥によってひび割れを起こすことがあります。
石言葉
苦しみの克服・幸福「ブルーオパール」の効果
美しいホワイトから放たれる虹色の輝きのように、自身の内面から美と才能を引き出すパワーがあるといわれています。このように、潜在的な能力を引き出す力があるので、アーティスト活動やものづくりのようなクリエイティブな活動をする際に、良いインスピレーションを得るために持つと良いでしょう。
6月の誕生石①「ムーンストーン」
「ムーンストーン」の特徴
表面を研磨していくと、まるで月のような白くやさしい光が放たれることから、「ムーンストーン」と名付けられました。地球上の岩石の約6割を占めるといわれているフェルドスバー(長石)の一種です。フェルドスバーには、ラブラドライト、サンストーン、アマゾナイト等の有名な石があります。
シーン(乳白色の光の帯)が明確で、石の角度を変えてみることで、シーンがスムーズに移動するものが良質なムーンストーンであるとされています。
月の光が、暗い夜道を照らして旅人を補助することから、「旅の石」とも呼ばれ、古くから、旅や航海のお守りとして用いられてきました。また、古代インドでも「聖なる石」と呼ばれ、農業に従事する者たちは、豊作を祈ってこの石を身につけていたと伝えられています。
インド、スリランカ、マダガスカル、ミャンマー、タンザニア、アメリカ等で産出されます。
石言葉
愛・希望・幸福・恋の予感「ムーンストーン」の効果
石の名前の通り、純真無垢を象徴する「月の神秘」が宿る石といわれています。女性に関して言えば、女性らしさを最大限に引き出して、愛情や絆、感受性、直感力といった感性を高めるパワーを持つ石とされています。
6月の誕生石②「パール」
「パール」の特徴
パール(真珠)は、貝の体内に入った異物が吐き出されること無く貝の内部に残留し、貝が分泌した真珠層によって作られるものです。形は丸いものや楕円のもの、いびつな形をしているもの等、様々なものがあります。また、サイズも小粒のものから大粒のものまであり、その価値にも幅があります。
現在では、貝の内部に核となるものを人工的に入れ込んで、それを成長させるという方法によって、養殖のパールが産出されています。
特に女性の象徴として愛されてきたものであることから、現在でも女性のアクセサリーの素材として人気が高いです。天然物の他、樹脂で作られたパールもあります。
日本、中国、ミャンマー、オーストラリア、インドネシア、タヒチ等で産出されます。カラーは、白の他、黄味掛かったものや、ピンク、褐色、黒等があります。
石言葉
長寿、健康、富「パール」の効果
自分の中にある潜在的な魅力やエネルギーを引き出してくれます。特に、女性について言えば、女性的な魅力を引き出してるとされています。また、芸術的な才能を開花させてくれるともいわれています。