9月10日の誕生石と誕生日石
9月10日の誕生石(誕生日石)は「ルビー」
「ルビー」の特徴
コランダム(綱玉)という鉱物のうち、赤いものを「ルビー」と呼び、それ以外のものを「サファイア」と呼びます。一概に赤といっても、ピンクに近いものから、やや青みがかったものまで、一定の幅があります。また、色の濃淡にも一つ一つ差があります。透明度の高いものが良質なルビーとされます。また、光に当てたときに、輝きが星状に伸びる「スター効果」が見られるルビーは、「スター・ルビー」と呼ばれ、とても貴重な石として扱われます。
ルビーは、ミャンマー、タイ、スリランカ、タンザニア、ケニア、パキスタン、ベトナム等で産出されます。ダイヤモンドに次いで硬い石という特徴もあります。
石言葉
情熱・勇気・自由・威厳「ルビー」の効果
邪気・邪念を消し去り、集中力を高めて、物事をより良い方向へと導く誕生石といわれています。また、真っ赤な色から想像がつくように、情熱や積極性に強く作用しながら、物事を成功へと導きます。
9月の誕生石は「サファイア」
特徴
サファイア=青い宝石というイメージがありますが、コランダム(綱玉)という鉱物のうち、赤いものを「ルビー」と呼び、それ以外のものを「サファイア」と呼びます。したがって、青以外にも、紫、黄緑、黄色、ピンク等、様々なカラーのサファイアが存在します。もっとも、一般的には「サファイア」は青色のものを意味し、他の色は「イエロー・サファイア」や「ピンク・サファイア」というように、色を頭につけて呼ぶことが多いです。鉱物的にはルビーもサファイアも同じ石で、クロム・鉄・チタン等の不純物の混ざり具合によって、発色が変わります。ピンクとオレンジの中間色のような「パパラチア・サファイア」と呼ばれるものは特に貴重で、幻の宝石といわれています。
産地は、ミャンマー、タイ、インド、オーストラリア、スリランカ、カンボジア、アメリカ、タンザニア、中国、ナイジェリア等です。ルビーと同じく、硬い石としても有名です。
石言葉
慈愛・誠実・徳望「サファイア」の効果
自身が秘めている勇気を呼び起こしてくれると共に、他人との調和を促してくれる誕生石といわれています。また、友人や恋人との絆を深め、愛情を育むことを促しながら、知性や冷静な判断をする力を与えてくれます。