9月19日の誕生石と誕生日石
9月19日の誕生石(誕生日石)は「ラピスラズリ」
「ラピズラズリ」の特徴
ラピスラズリは、鮮やかな青色の石で、多くのラピスラズリには黄鉄鉱を含んでいることから金色の小さな斑点が見られます。まるで宇宙を感じさせるような色合いです。ラテン語で「石」を意味する「ラピス(lapis)」と、アラビア語で「青」を意味する「アズル(azul)」が組み合わさって、「ラピスラズリ」となったといわれています。
また、ラピスラズリは、世界で最も古い宝石ともいわれており、ヨーロッパでは中世までこの石が「サファイア」と呼ばれていたとされています。
昔は、装飾品としてだけでなく、絵を描く際の顔料(絵の具)としても利用されていました。現代のように色鮮やかな絵の具がなかった時代においては、ラピスラズリが最も鮮やかなブルーを出せる顔料として重宝されていました。
石言葉
成功の保証「ラピスラズリ」の効果
自身に降り掛かる邪念・嫉妬・不安等の負の要素を払いのけ、人間関係の調和を図る効果があるといわれています。また、石言葉の「成功の保証」にもあるように、知恵・洞察力・決断力を高め、大きな成功をもたらすとされています。
9月の誕生石は「サファイア」
「サファイア」の特徴
サファイア=青い宝石というイメージがありますが、コランダム(綱玉)という鉱物のうち、赤いものを「ルビー」と呼び、それ以外のものを「サファイア」と呼びます。したがって、青以外にも、紫、黄緑、黄色、ピンク等、様々なカラーのサファイアが存在します。もっとも、一般的には「サファイア」は青色のものを意味し、他の色は「イエロー・サファイア」や「ピンク・サファイア」というように、色を頭につけて呼ぶことが多いです。鉱物的にはルビーもサファイアも同じ石で、クロム・鉄・チタン等の不純物の混ざり具合によって、発色が変わります。ピンクとオレンジの中間色のような「パパラチア・サファイア」と呼ばれるものは特に貴重で、幻の宝石といわれています。
産地は、ミャンマー、タイ、インド、オーストラリア、スリランカ、カンボジア、アメリカ、タンザニア、中国、ナイジェリア等です。ルビーと同じく、硬い石としても有名です。
石言葉
慈愛・誠実・徳望「サファイア」の効果
自身が秘めている勇気を呼び起こしてくれると共に、他人との調和を促してくれる誕生石といわれています。また、友人や恋人との絆を深め、愛情を育むことを促しながら、知性や冷静な判断をする力を与えてくれます。